以前から、非常に気になっていた、AndroidのLINE使用時のGPSの位置取得間隔が長すぎる問題について。
原因は、Andoridの省電力機能。プライバシーの点からも、GPS常時ONを許可しない設計。この点について、iPhoneは、OS自体がGPSを管理しており、常時オンでも省電力設計になっている。
AndroidのLINEは、GPSをリアルタイムに取得せず、簡易モードでの取得になっているため、OSから「直近の測位結果」を取得する動きになっているらしい。
その為、AndroidのLINEでGPSを常時ONにする為には、GPSを常時ONにするアプリを同時に立ち上げる事で、この問題は解消する。が、消費電力は多くなる。(このアプリのバッテリ管理を制限なしにする必要あり)
地図系のアプリで位置情報をトラッキングするアプリであれば可能。起動と同時に(記録開始しなくても)GPS常時ONにできるアプリはいろいろありますが、例えば「OwnTracks」というものがあります。
この辺は、Android OSとiOSの基本的な設計の違いが原因ですね。多くの部分をメーカーに任せるAndroidと、OSから端末までを一元に開発しているiOSとでは、このような差が生まれるのですね。
Pixelは、将来的にこのようなiPhoneとの差を縮めれるのでしょうか?